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国立大学法人 群馬大学
JREC-IN

インスリンを効率良く分泌する仕組みを発見 (泉教授ら)

未来先端研究機構シグナル伝達プログラムの泉教授のグループは、生体内のホルモン分泌を制御するたんぱく質群であるエキソフィリン・ファミリーの一つ、Exophilin-8という分子を失わせたマウスでは、膵臓ベータ細胞内の細胞膜周辺部にあるアクチン網領域に集まっているはずのインスリン顆粒が失われ、その結果、インスリン分泌が減少し、血糖値が高くなることを発見しました。また、Exophilin-8が、RIM-BP2、ミオシン7aと呼ばれる2つのたんぱく質と新奇の複合体を形成して、膵ベータ細胞からのインスリン分泌を効率的に行わせていることを明らかにしました。これらの研究結果は、糖尿病の病態に深く関わるインスリン分泌の分子メカニズムの一端を明らかにしたもので、今後の糖尿病研究の一助になるものと思われます。本成果は、英科学オンラインジャーナルeLIFEに2017年7月4日に掲載されました。

原著情報
Fan F, Matsunaga K, Wang H, Ishizaki R, Kobayashi E, Kiyonari H, Mukumoto Y, Okunishi K, and Izumi T (2017). Exophilin-8 assembles secretory granules for exocytosis in the actin cortex via interaction with RIM-BP2 and myosin-VIIa. eLife, 6, e26174 doi: 10.7554/eLife.26174. PMID: 28673385

Pubmedリンク先
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28673385

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