2017年11月７日に、第４回国際シンポジウムを前橋商工会議所にて開催しました。

平塚 浩士 群馬大学学長による開会挨拶の後、国内外から招聘した講演者及び機構の研究者が講演を行いました。今回は、当機構の海外ラボラトリーとも密接な関係を持つ、フランスのモンペリエ大学より，がん研究及びそれに関連するバイオインフォマティクス分野で世界的に著名な研究者２名を招へいした他、特別講演として、国立国際医療研究センター脂質シグナリングプロジェクト長の清水 孝雄 先生に「Lipid Metabolism in health and disease」と題してご講演いただきました。各講演後の質疑応答では、参加者からの熱心な質問が飛び交いました。最後に、和泉 孝志 未来先端研究機構統括責任者の閉会挨拶があり、盛会の内に終了しました。

未来先端研究機構は、群馬大学が強みを持つ統合腫瘍学や内分泌代謝・シグナル学などの研究分野において世界水準の研究力を強化することを目的とし、先端的な研究組織として2014年４月に設置され、国内外から集結した研究者のもと、革新的な研究を実施しています。今回のシンポジウムには、学内外から100名を超える研究者・大学院生・関連企業が参加し、研究分野を超えて活発な議論が交わされました。