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Organization and Vision

ごあいさつ

先端研究のグローバル展開へ

未来先端研究機構は、群馬大学の強み・特色である統合腫瘍学(発がんメカニズム解明とがん治療の開拓)や内分泌代謝・シグナル学(細胞内シグナル伝達の解明と生活習慣病の病態解明)、元素科学(炭素・ケイ素・フッ素の元素特性を活用した材料開発)などの研究分野において、研究力を世界最高水準に強化するために、2014年4月に設置されました。また、海外ラボラトリーを設置することで、世界屈指の研究機関との共同研究を重ねて、先端研究のグローバル展開を図ってきました。

2015年には、生体情報・診療情報等を集積して統合的に解析する「ビッグデータ統合解析センター」を機構内に設置しました。本センターは、学内組織や地域医療機関等と連携して新たな個別化医療・予防に資する研究手法の開発や専門人材の養成を行い、その後ICT教育も担う全学センターとして、「数理データ科学教育研究センター」へと発展しています。

さらに、2019年10月に、「ウイルスベクター開発研究センター」機構内に設置しました。本センターでは、難病の遺伝子治療等を可能とするベクターツールの開発研究を進めるとともに、年間100件を超えるウイルスベクターの国内外への提供を通して、研究・開発拠点としての実績を上げています。

これからも未来先端研究機構は、世界が解決すべき課題解決や社会変革に対応した先端研究を推進するプラットフォームとして、国内外の研究者・研究機関との連携を進めるとともに、グローバルに活躍できる優秀な若手研究人材を育成し、群馬大学の教育研究機能強化のコアとしての役割を果たしていきます。

群馬大学理事(研究・企画担当)
群馬大学未来先端研究機構長
花屋 実

体制図

未来先端研究機構は、世界トップレベルの研究を図るため、群馬大学が既に強みを有する「統合腫瘍学研究部門」と「内分泌代謝・シグナル学研究部門」を設け、部門ごとに親和性の高い3つの研究プログラムと、外国人研究者を招へいする海外ラボラトリーを設けています。機構では、各研究分野における優秀な研究者を国内外から採用するとともに、研究者間の交流を促進するフューチャーセッションを導入しております。

未来先端研究機構は、学長のリーダーシップの下、部局の垣根を越えて設置された組織であり、機動的・戦略的に運営を行う体制をとっています。学長のガバナンスが発揮できるよう、学長が指名する機構長や理事が委員となる機構運営委員会により、実際の管理・運営を行います。また、グローバルな観点から助言・評価を受けるための機関として、世界トップレベルの研究者を委員とする国際アドバイザリーボードを設置しています。

国際アドバイザリーボード

スティーブ・スギノ   群馬大学アドバイザー

KIM Won Gu       蔚山大学 教授

川島 隆幸          東京大学 名誉教授

研究設備

  • Extrahera automated sample preparation system
    自動サンプル前処理装置 / Extrahera automated sample preparation system

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