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【ご報告】群馬大学未来先端研究機構 ウイルスベクター開発研究センター開設5周年記念シンポジウム

群馬大学未来先端研究機構は、9月25日(水)にウイルスベクター開発研究センター開設5周年を記念したシンポジウムを東京・虎ノ門グローバルスクエア コンファレンスにて開催しました。

ウイルスベクターは遺伝子治療の主要な遺伝子導入手法であり、欧米ではこの分野の研究が進展し、脊髄性筋萎縮症や血友病などの遺伝性難病に対する治療薬が次々と開発されています。一方、日本では基礎研究の不足による遅れが指摘されており、群馬大学ではその巻き返しに向けて医薬品開発に不可欠なウイルスベクターの基盤研究に力を入れています。

シンポジウムでは、石崎泰樹学長の開会挨拶後、来賓として文部科学省ライフサイエンス課長の釜井宏行氏が挨拶し、平井宏和センター長と畑田出穂教授がセンターの最新研究成果を発表しました。続いて、内閣府総合科学技術・イノベーション会議常勤議員の上山隆大先生を迎え、国際競争が激化する中で地方国立大学が先端研究推進に果たすべき役割について特別講演を実施しました。また、パネルディスカッションでは、ウイルスベクター技術の応用展開や産学官連携による研究加速が議論され、これまでの研究成果の再確認とともに、参加者全員が日本のウイルスベクター研究発展への意欲を新たにしました。

【(左)群馬大学 石崎学長, 文部科学省 研究振興局 ライフサイエンス課 釜井課長, 平井センター長, 畑田教授, 総合科学技術・イノベーション会議 常勤議員 上山先生】

【(左)群馬大学 石崎学長, 総合科学技術・イノベーション会議 常勤議員 上山先生, 群馬大学 林理事, 花屋理事】

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